ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が10日、自身のX(旧ツイッター)を更新。日本の報道に関し、持論を展開した。
ネット上では、7日に始まったパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘などの世界情勢が地上波で大きく報じられない点について、疑問の声が上がっていた。
これらの声に対し、レジャバ大使は「世界で何かが起きると、なんで日本では報道されないんだと批判の声が上がることがありますが」と書き出した上で、「今は誰にでも情報が入る時代ですし、誰だって声を上げることができます」と指摘。
「テレビで報道されているかどうかで、そのことが重要かどうかが判断される時代は終わっていて、今は情報の質を判断する力を養わなければならない時代です」と指摘。
続けて「逆に声を上げることによって、テレビや他の報道機関が、それを報道するようになるケースだって見受けられてきたし、少なくても私もジョージアのことを発信してきたことで、お陰様で、ジョージアにまつわる何かがあった場合は報道されるようになってきた実感があります」と、声を上げることが大きな報道につながるのだと説明した。
この投稿には「今や世界中のメディアを自由に選んで見に行ける時代ですからね」「様々な立場の方が発する見解や解説を見聞きして自分なりの考えを持つようにしている」「テレビで報道されるかどうかはたいした意味を持たないのでは」「確かにそうかもしれん。
だが、まだまだテレビの力はデカい」と、さまざまなコメントが寄せられた。