「側にいるだけで嬉しいの」柴犬貓 緊張のひと時
柴犬のポチと、猫のたまは、いつも一緒に遊んでいる親友だ。ある日、近くの公園に遊びに行くことになった。ポチはいつものように元気いっぱいに走り回り、たまはのんびりと草の上でお昼寝をしていた。
すると、突然何かが起こった。ポチは尻尾をぴんと立て、耳をピンと立てて、固まってしまった。たまも同じように驚いて、すぐに目を覚ましてしまった。その瞬間、二人の心臓はバクバクと高鳴り始めた。
何が起こったのかと思って周りを見渡すと、大きな鳥が枝に止まっているのが目に入った。ポチは初めて見る鳥にビックリしている様子だった。たまもポチの隣に寄ってきて、鳥を見上げながら小さな声で鳴いた。
その緊張のひと時が過ぎ去ると、ポチとたまはお互いに目を合わせて笑顔を交わした。鳥は飛び立ち、元の場所に戻ると、ポチはたまの側に寄り添い、くっついていた。
柴犬のポチと猫のたまは、鳥に驚かされた瞬間も一緒に過ごすことができて本当に嬉しかったのだ。彼らにとって、ただ一緒にいるだけで幸せなひと時が最高の楽しみなのである。