19歳のおっさん猫(人間年齢92歳!)が、余命宣告で涙を流した...?
2023/10/10

今回、シニア猫について話をしてくれたのは、会社員のあいさん。13歳の時から猫との生活を続けており、今、一緒に暮らしているのはうさた(19)。人間の年齢でいえば92歳ですが、今年8月に腸腺癌であることが発覚。あいさんは、年齢や体力を考えて手術はしないと決めました。週数回の通院や自宅での点滴を行っていますが、うさたと穏やかな日々を過ごしています。

貫禄の箱乗り姿を見せる、13歳のうさた

30代前半の時、元カレが突然連れてきた、約2ヵ月の子猫がうさたです。ほとんどオス猫を飼ったことがなかった私は、元気いっぱいで落ち着きがないうさたに動揺!柔らかいものは何でも口にしてしまうので、枕やシーツ、カーテンはボロボロで、ティッシュなども食べてしまいます。半ば“育児ノイローゼ”状態に。でも、とうとう誤食のせいで腸閉塞になり、開腹手術をしなくてはならなくなりました。手術を乗り切った時、引き取った以上は最期まで育てないと、と覚悟が決まった気がします。

あいさん宅に来たばかりの、生後約2ヵ月のうさた。

30代の私は仕事が楽しくて、多忙で、転勤や出張が多かったんです。転職して仕事が落ち着いてきたのが、10年くらい前のこと。うさたはシニア猫の年齢に差し掛かっていました。

あいさんは大のサッカーファン。

あと、シニア猫になってからの変化なのですが、うさたは私を毎日寝かしつけてくれるんです。私の年齢をいつの間にか追い越し、立場も逆転。今では完全にうさたが私の保護者です。

19歳の夏に発覚した腸腺癌。残された命はもう少し。

AD
速報